日本に住むウクライナ人女性の強い思いから、日本への初輸入が実現した貴重なウクライナ産スパークリングワイン“アートワイナリー クリマート”をご紹介します。
昨年の夏に試飲セミナーが開催。今回ようやく販売まで辿り着くことが出来ました。
試飲アイテムは、東ヨーロッパ最大の企業で、伝統的手法によるプレミアム・スパークリングワインを生産しているアートワイナリーより。
シャンパーニュ同様のトラディショナル方式でスパークリングワインを造るウクライナ唯一のワイナリーとの事です。
アートワイナリーの本拠地はウクライナ東部ドネツク州のバフムート。
セミナーの最初に観せていただいた動画では、バフムートの美しい景色からロシア軍の侵攻により破壊された街並みへと変わりました。
胸が締め付けられる思いがしました。
テイスティングアイテムは以下の通り。
商品名 | ヴィンテージ |
クリマート ゼロ | 2014年 ※現行ヴィンテージは2015年 |
クリマート ブリュット ロゼ | 2018年 |
クリマート エクストラ ブリュット | 2014年 |
贅沢な長期熟成による繊細な泡立ちと、フルーティーな味わい
すべてのキュヴェが36ヶ月熟成。
細やかな泡立ちと果実味の奥に感じるハーブのような爽やかさが印象的でした。
フルーティーな味わいが幅広い方に好まれると思います。
穀物以外にも多様なブドウが栽培できるウクライナの土壌と気候
ウクライナと言えば穀物生産に適した「チェルノーゼム(黒い土)」と呼ばれる黒い土壌が有名ですが、地域によって土壌の性質は異なります。
炭酸塩、硫黄、粘土、石灰岩、カリウム、土砂堆積土などがあり、南部には必要な条件に応じて様々な種類のブドウを栽培することができる土壌もあります。
このように多様な土壌や気候のおかげで、ウクライナは多くのユニークなワインを生産しています。
侵攻直前に運び出されたワインが困難を乗り越え日本へ
石膏鉱山跡の広大な地下トンネルを再利用したアートワイナリーのカーヴには約1800万本のワインを貯蔵。
ロシア侵攻直前に販売可能な在庫を工場から運び出し、別の場所へと移すことに成功しました。
非常に困難な状況の中でも従業員達は非常にポジティブで、残されたワインを楽しんでもらえる人々の元へ届ける事を望んでいるそうです。
その思いを受け取り、日本への輸入に奮闘されたのが「Umi Group」代表、ウクライナ出身のエフゲニア・グリッパさん。
戦争が続くウクライナから日本へワインを届けるまでに大変な困難があり、昨年のセミナー時期にはまだ入港していませんでした。
日本にいながらウクライナのために何が出来るかを考えました。
ウクライナ出身 エフゲニア・グリッパさん
ウクライナのワインを日本に紹介し、経済を回していく事で継続的な支援になると思います。
戦争をする事だけが戦いではない。これも1つの戦い方です。
大切なアートワイナリーのスパークリングワインが、ようやく日本へ到着しました。
自分達に出来る事は何か、私達も考えます。
ウクライナから届いたこのスパークリングワインを多くの方に飲んでいただきたいです。
掲載商品のお問い合わせは今井商店までよろしくお願いいたします。