
世界最南端のワイン産地ニュージーランドのセントラル・オタゴより、サトウ・ワインズの佐藤さんにお越しいただきました。
2019ヴィンテージよりスタートした念願の自社畑ワイン『La Ferme de Sato / ラ・フェルム・ド・サトウ』シリーズの最新キュヴェについて、当社スタッフ向けのセミナーを開いてくださいました。
フランスで初の女性MW(マスターオブワイン)となったイザベル・レジュロンは、自身の著書で「サトウのワインは美しく、まさに手造りされたもの。ピノ・ノワールにも目をよく開いて注目しておくべき」と紹介しています。

自社畑『ラ・フェルム・ド・サトウ』
佐藤さんのお話を伺いながら、貴重な『ラ・フェルム・ド・サトウ』のラインナップをテイスティングして感じたのは、まさに手造りのワインであること。
それは素朴やシンプルな味わいという事ではなく、むしろスタイルは洗練されていて複雑です。
手造りの印象というのは、それぞれのワインを生み出すまでの過程で自問自答され、より良い状態を求めて突き詰めた、純粋で真摯な軌跡のようなものが感じられるから。
【ラインナップ】
シストゥ 2020 | シュナン・ブラン 100% |
ル・シャン・デュ・ヴァン 2020 | シャルドネ 100% |
アリッサム 2020 | ガメイ 100% |
スー・ボワ 2020 | カベルネ・フラン 100% |
シュール・レ・ニュアージュ 2020 | ピノ・ノワール 100% |

限定数の希少なアイテムを幸運にも試飲させていただきました。
共通するのは、きめ細やかで充実したテクスチャーとエレガントな酸の存在感。
多彩な要素のバランスを取りながら、絶妙な地点の味わいを造り上げていく作業はとても大変な事と思います。
佐藤さんのワインを飲むと、セントラル・オタゴの冷たい空気や音を立てて吹く風、周囲の鮮やかな自然が目に浮かぶようです。
豊かなテロワールと丁寧な手仕事により、これほどの素晴らしいワインが生まれているのだと実感しました。

佐藤さんのお話は実に明快で、研究者のような豊富な知識と深い探求心にあふれていらっしゃいました。
『オーガニックな良いブドウしか使いません。自分たちが口にして良いものだけを収穫しています。』(佐藤さんコメント)
この強い思いのもと造られるサトウ・ワインズのワインは、ネゴスレンジと自社畑シリーズに品質の差があるわけではない、と佐藤さんは仰っていました。
どのアイテムも数量に限りがあるので、早いうちに手に入れておきたいですね。
サトウ・ワインズのお問い合わせは今井商店までよろしくお願いいたします。